医師紹介



院長 Medical Director
丸山 成一 seiichi maruyama, M.D
取得資格
- 日本形成外科学会認定専門医
- 日本臨床皮膚外科学会認定専門医
- 日本レーザー医学会認定専門医・指導医
- 日本美容外科学会認定専門医(JSAPS)
- 日本形成外科学会認定美容外科分野指導医
- 日本形成外科学会認定レーザー分野別指導医
- 日本形成外科学会認定領域指導医
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会(JSAPS)
※専門医掲載はこちらから確認 - 日本レーザー医学会
- 日本臨床皮膚外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本口蓋裂学会

※2018年6月に厚生労働省より施行された「医療広告ガイドライン」に基づき掲載しています。
ごあいさつ
ヒルズ美容クリニック院長の丸山成一です。
このウェブサイトでは怪我、やけど、水疱瘡跡、ニキビ跡、リストカット跡、そして他院治療後の傷跡治療について詳しく解説しています。また傷に対する基本的な考え方などについてもわかりやすく記載してありますので、ご興味のある方は最後までお読みください。
傷跡治療を希望され来院される患者様のなかには、『治療すれば綺麗さっぱりなくなる』と思われている方もいらっしゃいます。傷は決してなくなるわけではありません。次第に目立たなくなっていくのです。
また「レーザー治療で傷を消せませんか?」と質問される患者様もいらっしゃいます。
よく『水疱瘡やニキビのクレーター、リストカット跡のような“傷跡”はレーザーで綺麗に治ります』と書いてあるウェブサイトを多数見かけますが、レーザー治療では患者様が満足出来るほどの効果は期待できません。私は形成外科・美容外科の専門医ですが、レーザーの専門医も取得しています。つまりレーザーで治療できる限界がよくわかっているので、私自身はレーザーを使用して傷跡の治療をすることはありません。レーザー器機もこの十数年で格段に進化していますが、まだまだ傷跡を綺麗にするまでには至っていません。
傷跡を治療するのであればやはり手術が最も効果的です。もちろん傷跡を切って縫うような単純なものではなく、手術前のデザイン、縫合の仕方、術後のケアなどが非常に重要なります。
特に術後のケアを怠る医師や施設が多いようですが、傷は3~6カ月間は熱くなった鉄と同じで、どのような形にも変化します。関節や口の近くはよく動かす部分ですので、傷自体が赤く盛り上がったり幅が広がったりと形態を変化します。逆にいえばこの数カ月の時期に傷を安静にしていれば傷は意外にも綺麗になります。
傷跡の修正は簡単なように思われるかもしれませんが、実は非常に奥が深く難しい治療なのです。傷跡について治療をお考えの方、この傷跡修正のサイトをご活用ください。
経歴/学会発表・講演/主な著書・論文
1996年3月 | 川崎医科大学を卒業。その後、大阪医科大学形成外科に入局し形成外科の基礎を学ぶ。 |
1999年5月 | 形成外科・美容外科のパイオニアでもある冨士森良輔先生のもとで形成外科・美容外科を学ぶ。 |
2000年 | この年から4年間、大阪医科大学形成外科上田教授のもとで助手のポストを務め、フォト・フェイシャル(IPL)治療などを行い、論文、学会、講演等を多数こなす。 |
2004年 | 小耳症手術で世界的に有名な永田悟先生のもとで、小耳症手術を学ぶ。また同時に一般形成外科・美容外科・レーザー治療などを行う。 |
2004年4月 | 日本形成外科学会認定専門医 取得 |
2004年5月 | 日本レーザー医学会認定 認定医 取得 |
2005年 | 永田小耳症形成外科クリニックが開業し、小耳症手術、美容外科手術、レーザー治療などを行う。そこで様々な国の形成外科の専門医たちと交流を深める。 |
2005年5月 | 同年5月にはイギリス・バーミンガム大学でデモンストレート手術を行う。※外国で手術を行う場合は厚生省からテンポラリー・ライセンス(外国での手術に必要な免許証)を取得する必要があります。 |
2005年7月 | 日本臨床皮膚外科学会認定専門医 取得 |
2006年9月 | 2006年9月15日 神奈川県藤沢市に長年の夢だった個人美容クリニックである「ヒルズ美容クリニック」を開院し現在にいたる。また、大阪のゾンタクラブの「女性のための健康講座」で「最新の美容外科事情」について講演を行なう。 |
2010年10月 | 日本レーザー医学会認定 専門医 取得 日本レーザー医学会認定 指導医 取得 |
2013年10月 | 神奈川県藤沢市、藤沢駅前の男性型進行性脱毛症(AGA)、女性のびまん性脱毛症治療院「藤沢駅前AGAクリニック」をプロデュース。形成外科、美容外科の立場からサポート。 |
2016年10月 | 日本美容外科学会認定 専門医(JSAPS) 取得 日本形成外科学会認定 美容外科分野指導医 取得 |
2022年4月 | 日本形成外科学会認定 レーザー分野別指導医 取得 |
日本形成外科学会認定 領域指導医 取得 | |
2022年5月 | 2022年1月に永田悟先生が急逝し、同年3月に永田小耳症形成外科クリニックが閉院。小耳症手術を行える施設を探していたところ、成田富里徳洲会病院 形成外科部長の中島康代先生にご協力いただける運びとなり、同施設で小耳症手術をスタート。 院長を務めるヒルズ美容クリニックでの美容外科治療を行いながら、成田富里徳洲会病院で『永田法による小耳症手術』を行い現在に至る。 ※小耳症(しょうじしょう)手術は形成外科の中でも非常に難しい手術です。【小耳症について→詳細はこちら】 |
2003年 | 「フォトフェイシャルm22(温熱治療器)施術の実際」を広島で講演 |
2008年 | 「最新の美容外科事情」を大阪で講演 |
2012年 | 「小耳症手術」に関する内容をベトナム・ハノイで発表 |
2012年 | 「ヒアルロン酸」に関する内容をベトナム・ハノイで発表 |
2013年 | 「アクアミド注入の危険性」に関する内容を台湾で発表 |
2014年 | 「15番メスだけで頭皮から分層採皮を行うテクニック」を函館で発表 |
2015年 | 「手背部に対する光治療の有効性」に関する内容を東京で発表 |
2016年 | 「吸収性filler:ヒアルロン酸」に関する内容を大阪で発表 |
2017年 | 「身体醜形障害」に関する内容を台湾で発表 |
2018年 | 「ソーシャルネットワーク(SNS)時代の美容医療情報の発信と問題点について」に関する内容を埼玉・大宮で発表 |
2019年 | 「15番メスだけで頭部有毛部から分層採皮を行うテクニック 2」に関する内容を愛知県・名古屋で発表 |
2019年 | 「15番メスを使用した頭部分層採皮術~顔面・関節周囲への頭皮分層植皮の有用性~ 治療手技、そのこだわりと次世代への継承:遊離植皮(採皮・固定を含む)」に関する内容を長崎県・長崎市で発表 |
著書
主な著書 | 「ウコン葉エキスの美白力」 マガジンハウス 「やるべき美容 やってはいけない美容」 アシェット婦人画報 |
雑誌掲載 | 「クロワッサン」 マガジンハウス |
論文
- 上下顎骨切り術後に生じた急性肺血栓塞栓症の1例
丸山成一、上田晃一他 形成外科42巻12号1999 - Intense Pulsed Light (IPL)による光老化および血管性病変の治療
丸山成一、上田晃一他 大阪医科大学雑誌61巻2号2002 - Intense Pulsed Light (IPL)を用いた顔面炎症性色素沈着の治療
丸山成一、上田晃一他 日本形成外科学会会誌22巻12号2002 - Intense Pulsed Light (IPL)による顔面単純性血管腫の治療
丸山成一、上田晃一他 日本頭蓋顎顔面外科学会誌18巻3号2002 - Intense Pulsed Light (IPL)によるFacial Rejuvenation
丸山成一、上田晃一他 日本形成外科学会会誌23巻4号2003 - Scrotal skin replacement for extramammary Paget’s disease-a technique
S. Maruyama, K. Ueda
The British Association of Plastic Surgeons(BJPS) Volume58 2005 - ヒアルロン酸注入により生じた副作用の1例
丸山成一 SKIN SURGERY 20巻3号2011 - Hand rejuvenation using standard Intense Pulsed Light (IPL) in Asian patients.
S. Maruyama Laser Therapy 25(1):43-54,2016 - 陥凹瘢痕を線状瘢痕にかえることで身体醜形障害の症状を軽減させる試み
丸山成一 SKIN SURGERY 26巻2号2017 - A Histopathologic Diagnosis of Vascular Occlusion After Injection of Hyaluronic Acid Filler: Findings of Intravascular Foreign Body and Skin Necrosis. Aesthetic Surgery Journal 10 May online2017
- Harvesting Split-thickness Skin from the Scalp Using a Scalpel Maruyama, Seiichi, MD Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open:May 3, online2019