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自分はどの傷だろう?

引きつれた傷跡

「昔怪我をして、ずっと放置していたら傷跡が引きつれてしまった…」という患者様や、過去に他院で手術をしてから年月が経ち、日常動作で少しずつ傷跡が引き延ばされてしまったという患者様がいらっしゃいます。
引きつれてしまった傷跡に対しては「Z形成術」や「W形成術」という手術法を駆使し、修正をおこないます。

ナイフで切った傷

右頬の傷跡が気になるとのことで受診された患者様の症例です。何もしてない時は少し目立つ程度の傷が、「う~」と口を動かすことで凹んでいます。
これが「引きつれた傷跡」です。このような場合、単純にこの傷に沿って切って縫合しても同じように引きつれる可能性が高くなります。

引きつれた傷跡の症例写真

引きつれた傷の症例写真

引きつれた傷跡の症例写真

今回の傷は皮膚のシワと直角に交わっています。実はこの状態は一番よくないパターンです。何故かというと、傷はシワと平行の方が目立たなくなるからです。つまりシワと平行でなくなればなるほど傷は目立っていくわけです。では、どうすればいいのでしょうか?このように➀引きつれのある傷で、②シワと直角に交わるのような場合の方法論は【引きつれにくくする。そしてシワと出来るだけ平行になるようにする。】です。 この条件を満たす方法が「W形成術」です。

引きつれた傷跡のデザイン

Wのアコーディオン効果を利用しています。アコーディオンは“伸び縮み”しますよね。上の写真をみると、「う~」の時に伸び、「い~」の時に縮んでいます。つまり傷が様々な表情などによって“伸び縮み”できれば、引きつれることはありません。またたくさんのW、つまりギザギザをたくさんつくれば、なお良いでしょう!…というのも、ギザギザの1辺が限りなくシワと平行に近づくからです。

引きつれた傷跡の仮縫合

左の傷跡切除の傷はデザイン通りにギザギザの形に切り取られ、右の仮縫いでは、直線ではなく少しギザギザした縫い上がりになっています。それでは実際にその後はどうなったでしょうか?傷の時間的変化を追いかけてみましょう。

引きつれた傷跡の経過写真

3週間、4ヵ月と経過してギザギザの1辺がシワと平行になり、次第に傷は目立たなくなっています。また先に述べたWのアコーディオン効果により引きつれも予防できています。

引きつれた傷跡の経過写真

いかかでしたか?ちょっとした工夫で、傷はとても綺麗に治ります。特に表情を作ったとき・・・目立つ傷ではいけません。人は生活の中で喜怒哀楽の表情をたくさんつくります。そんな時に備えて、あらゆる表情の時でも“傷がどのように変化するか”を考え、デザインし手術することがとても大切になるわけです。決して単純に縫えばよいと考えてはいけないのです。

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他院で小鼻縮小術を受けた傷跡

この患者様は、他院で小鼻縮小術を受けたその後…特に左の小鼻の付け根の傷跡とそれによる引きつれが気になり、同じ病院で修正を行ったそうなのですが、満足のいく結果ではなかったため当院での再修正を希望されました。

小鼻の引きつれ症例写真

*小鼻縮小について*
小鼻縮小という施術は基本的に“手術”であり、プチ整形で簡単に改善するものではありません。“小鼻のプチ整形”を行っているクリニックなどもありますが、両方の小鼻に糸をかけ、中心に向かって引き寄せる…いわゆる“切らずに小鼻を引き寄せる”という施術です。しかし、小鼻が変形したり、すぐに糸が切れてしまうなどトラブルが多いようです。また切開法によるものでも、切開の仕方によっては、術後に傷跡が目立ったり、この患者様のように引きつれなどで悩まれる方も見受けられます。

小鼻の引きつれ症例写真

小鼻の引きつれ症例写真

特に「う~~~」という口の動きをすると傷が引きつれています。
問題は2つあり、
①初回の手術で小鼻の溝にそって切開しています。
②2回目の修正手術で引きつれを十分に解除していない。

①に関しては、そもそも「小鼻の溝に縫い跡がくると目立つ」という知識がなかったり、また基本的な手技に誤りがあったことが考えられます。
また②に関しては、修正の際にZ形成術などで引きつれを解除しておけば、再度の引きつれを予防できた可能性があったと思われます。そこで今回は残っている引きつれを解除することと、傷跡をさらに目立たなくするようデザインし手術を行いました。

小鼻の引きつれ症例写真

ジグザグに切開し、引きつれを解除し、更にA点をA’点に、B点をB’点に移動することで、小鼻が外側に膨らむことを予防しました。それでは手術後3ヵ月の状態を確認してみましょう。

小鼻の引きつれ症例写真

傷は綺麗に修正できました。また「う~~~」をしても引きつれていません。いかがでしたか? 小鼻が広がっている、大きいなど…様々な悩みがありますが、基本的な手術手技に誤りがあると、今回のように引きつれが起こり傷が目立ってしまいます。小鼻縮小術を行う場合は、どういう施術をおこなうのか?傷はどこにつくのかなど…事前にしっかり説明を聞くことをおススメします。

転倒してできた傷

この患者様は昔怪我をして、顔(ほほ)に長さ約3cmの傷が残った方です。 当時はあまり気にもならず何十年も放置していたそうですが、最近、笑うとほうれい線が深く出て、更にその横の傷も引きつれて、余計に目立つようになってきたそうです。傷の状態ですが、白く、少し凹んでいます。引きつれ(瘢痕拘縮)の程度は軽いものですし、傷跡も顔のしわに沿って認めますので、Z形成術W形成術などは必要ないと判断しました。

引きつれた傷

引きつれた傷

傷跡に沿ってデザインします。出来るだけ正常皮膚は取らず、凹んでいる部分だけを切り取るデザインです。単純に切開、縫合すると、最初は綺麗でも、同じように凹んだ傷になりますので、メスの角度(形成外科医は創面に対して、垂直あるいはV字にメスは入れません )などに注意を払い、凹んだ傷跡(瘢痕)を切除します。 更にその後の縫合にも注意を払います。形成外科では特に真皮縫合(しんぴほうごう)という縫合を多用します。この上に更に表皮を縫合し完了です。
傷跡修正の手術は終了ですが、ここからの経過もとっても大切です。傷というものは数ヶ月かけてゆっくり改善していきます。最初は赤く、盛り上がる傷もあります。

引きつれた傷

傷は次第に平坦になり、色は薄い茶色に変わっていきます。そして、徐々に白くなっていきます。笑っても、凹みもなく自然な感じに仕上がっていますね。では施術前と施術後を比較してみましょう。

引きつれた傷

引きつれた傷

凹みも引きつれも軽減され、綺麗になりました。このように、ついた傷が完全になくなるわけではないですが、いかに目立たなくするかがポイントです。

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