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身体醜形障害とは

鏡をみる女性

身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)をご存知でしょうか?
形成外科や美容整形と密接に関係している症状です。形成外科医や美容外科医が診てもほとんど目立たないあるいは施術の適応がないような傷などがあります。
しかし、それらを訴える患者様は真剣に悩まれています。一方で周りの友人、知人、あるいは家族、そして多くのクリニックでは、「そんなの気にしない」、「全然目立たないけど」などと言って聞き流す、あるいは取り合わなかったりする場合も多いことが現実です。
しかし、患者様の目には、それらの傷など気になる箇所が、周囲が考えている以上に気になり目立つものとなっているのです。
仮に形成外科的、美容外科的な処置の適応がないにもかかわらず、訴えのある症状に対して安易に治療すれば、現在の状態より悪くなる可能性があるものもあります。
例えば物理的に傷が長くなってしまったり、盛り上がったり、凹んでしまったりすることで、かえってその傷がもっと目立つようになり、精神状態を悪化しかねません。特に適応がないにもかかわらず、症状の治療を訴えられる場合は醜形障害のサインです。患者様が出すサインを見抜かないといけません。

以下のようなサインを発している場合は…更なる注意が必要になります。

  • 鏡を繰り返し見る
  • ネット検索を繰り返す
  • 写真を撮る(自撮り)
  • ドクターショッピングを繰り返す
  • 自分の気にしている部分を他人から見られている気がして、マスクを外すことができない
  • 治療に関する費用や労力をおしまない(遠方からでも受診する)傾向がある

項目が多ければ多いほど醜形障害と言えるため、このサインを見逃せば心の傷を癒やせるタイミングまで失ってしまい、患者様、医師の双方が不幸になってしまいかねません。そのためよく患者様の話を聞き、観察しないといけません。
私の場合はメンタルクリニックをご紹介し、まず先に心の傷を癒やしてもらうように心がけています。中には拒絶される患者様もおられますが、結果的に良好な結果を得る場合が多いのでおすすめしています。
身体醜形障害の治療は一般的に『認知行動療法』や『森田療法』などがあり、早期発見、早期治療が何より大切です。多くは治療を行っても決して満足されない傾向にあります。
しかし平行してメンタルをケアしていれば、たとえ結果があまり変わらない、あるいは少し悪くなっても、治療したことでその患者様の心の傷を治していることもあります。身体醜形障害は周囲には理解されがたい症状ですが、周囲が早めに気がつけば、早期治療につながり、良好な結果を得る場合が多いのです。

ヒルズ美容クリニック:参考サイト

※ヒルズ美容クリニックWEBサイト及び関連WEBサイトに掲載されている症例写真は、当院の患者様のご厚意により掲載許可を得ています。当サイトの写真・イラスト・文章等の無断転載・引用・使用を禁じます。