W形成術は、頬などにできたシワに対して直角についた傷に用いられる手法です。 傷ができてもシワに平行であればそれほど目立ちません。しかし、シワと直角に交わるような傷はとても目立ちます。このような場合にW形成術を行うと、Wのアコーディオン効果(伸び縮み)による引きつれ防止や、傷の一部がシワに平行となるため目立たなくなります。
ほほなど顔の「曲面」に傷跡がある場合、皮膚のシワに直角に交わるような傷跡がある場合などに有効な治療です。傷跡の一部をしわに沿った傷跡に変換することで、傷跡は目立たなくなります。